岡山市北区T様
「屋根塗装５回塗り」

屋根塗装前1
屋根が劣化し苔やカビが屋根の表面に付着し変色していました。

屋根塗装前2
防水機能が劣化し、屋根が雨水を吸い込み黒いカビが多く発生していました。

屋根塗装前3
防水機能が劣化し、屋根が雨水を吸い込み苔が多く発生していました。

屋根塗装前4
表面の塗膜は劣化し、びっしりと苔が発生し付着していました。

屋根塗装前-全景
引きの全体写真からも劣化状況が分かるほど劣化が進行している状態でした。

アンテナ撤去前
左側の大きなアンテナはご使用されていない為、撤去のご依頼をいただきました。

屋根-状況
屋根の劣化状況は進行し、屋根材のツヤはなくなり、汚れの付着や屋根全体に苔が生え屋根全体が変色しているように見える状態となっていました。

屋根-状況
屋根をアップにした写真です。苔が屋根材にびっしりと生えている状態です。屋根に苔が生える原因は、屋根の防水効果がないことです。屋根の防水効果があれば、苔が付いても雨で流れて根を張りません。

屋根-バイオ洗浄作業中
高圧洗浄を行う前に、屋根の劣化状況から「バイオ洗浄」を行いました。バイオ洗浄は、薬品を混ぜてコケ・カビ・藻などの細菌や植物などを根こそぎ取り除くための洗浄を行います。

バイオ洗浄剤
今回使用したバイオ洗浄剤は、汚れや苔などの付着が激しい状態に対し効果を発揮してくれる「SKクリーナースーパー」です。環境や人体に優く、ご近所方へのご迷惑も最小限に抑えられる特徴もあります。

屋根-バイオ洗浄作業中
また、「ＳＫクリーナースーパー」は、除菌効果や洗浄後も菌を寄せ付けない効果もありますので、よりしっかりとした洗浄が行えます。

屋根-バイオ洗浄作業中４
さらに、バイオ洗浄は屋根材にも良い効果があり、バイオ洗浄を行う事で汚れが格段に落ちやすくなり、屋根に負担をかけることなく汚れを落とす事ができます。

屋根-バイオ洗浄作業中
塗装工事は、屋根を如何に綺麗にするかが、長持ちで綺麗な仕上がりを叶える重要ポイントになります。その為、キレイエでは時間が掛かってしまっても丁寧に汚れを落としていきます。

屋根-高圧洗浄中
バイオ洗浄でしっかりと汚れを浮かし、高圧洗浄開始です。写真でもお分かりのようにびっしり付いていた汚れが嘘のように落ちていきます。

屋根-高圧洗浄中
外壁塗装会社が使用している高圧洗浄機は家庭用の高圧洗浄機と「水圧」が違います。噴射される水の強さが２倍以上強く、小さな汚れはもちろん屋根に生えている苔も根本から除去していきます。

屋根-高圧洗浄中
屋根の高圧洗浄の時に雨樋もしっかりと洗浄を行います。屋根と雨樋の隙間や固定金具付近に汚れが溜まりやすく、残りやいので丁寧に高圧洗浄を行なっていく必要があります。

屋根-高圧洗浄中
高圧洗浄を行う上で最も大切になってくるのが水圧の調整になります。適切な水圧で洗浄しなければ屋根材が傷んでしまったり、最悪の場合は割れてしまう事もありますので実は経験が必要な作業です。

屋根-高圧洗浄中
右半分が高圧洗浄を行った屋根になります。右半分の屋根のようにしっかりと汚れを落とさなければ、塗装工事後に浮きや剥がれといった塗装の不具合となって現れてしまいます。

屋根-高圧洗浄中
アップで撮影するとその差は歴然です。しっかりと汚れや苔は落ちています。また、高圧洗浄による屋根材へのダメージもなくしっかりと高圧洗浄が行えています。

アンテナ撤去前
今回は塗装時に屋根に設置されているアンテナの撤去ができないか？というご相談もいただきました。数メートルある大きなアンテナですがお任せください。

アンテナ撤去後
アンテナの分解、取り外しから撤去、処分まで全てキレイエで対応可能です。もちろんアンテナに接続されているケーブルも取り外し、綺麗に処分を行いました。

棟板金-ケレン作業（点検）
屋根の棟板金は塗装前に全て手作業でケレンを行います。ケレン作業は表面に付着した汚れやサビを落とす作業です。また、浮き釘や板金のグラつきがないかの確認も同時に行います。

棟板金-錆止め
屋根の塗装をする前に、錆止め用の塗料を刷毛とローラーを使い、塗り残しがないように丁寧に塗装していきます。
（下半分が錆止めを塗った部分です。）

棟板金-錆止め完了
板金部分の錆止め塗装が完了しました。板金部分は雨や湿気などで劣化しやすく塗膜が傷みやすい部分でもあるので、塗り残しがないよう注意して塗装を行う必要があります。

屋根-下塗り塗料
屋根の状況などから下塗り塗料は「ファイン浸透造膜シーラー」を使用しました。ファイン浸透造膜シーラーは表面を補強し、強度を高め、素材と強固に密着してくれる特徴があります。

屋根-下塗り1回目
ローラーにたっぷりとシーラーをつけ、乾き切った白い屋根に塗っていきます。

屋根-下塗り1回目
しかし、屋根の渇きが激しく塗装したシーラーを直ぐに吸収してしまい、白く乾いた状態に戻ってしまいます。

屋根-下塗り1回目
右からシーラーを塗装していますが塗っているそばから屋根がシーラーを吸収し、既に乾き始めています。

屋根-下塗り1回目完了
たっぷりとシーラーを屋根全体に塗っていますが屋根の乾きが激しく、シーラーが全く足りていません。1回目の下塗りが完了しているのに塗装していない状態ように見えます。

屋根-下塗り2回目
２回目の下塗りを行なっていきます。1回目の下塗りと同様にたっぷりとシーラーを屋根に塗っていきます。

屋根-下塗り2回目
2回目の下塗りを行った屋根ですが、まだ乾きが激しく少し時間が経過すると、屋根が塗料を吸い込んでしまい白く乾いた状態に戻ってしまっています。

屋根-下塗り2回目
上半分の白い屋根は2回目の下塗りが完了していますが、まだ屋根にシーラーの膜が貼られていない状態です。この状態では屋根が塗料を吸い込んでしまい、色のムラの原因となってしまいます。

屋根-下塗り2回目完了
2回目の下塗りが完了しましたが、シーラーは屋根に吸収されシーラーの膜が貼られていない状態でした。このまま中塗りを進めると品質に影響が出ると判断し、3回目の下塗りを行いました。

屋根-下塗り3回目
当初のお見積もり3回目のシーラー塗装は含まれていませんでしたが、ベランダの外壁サイディング直しで費用負担が大きくなっていることから、ご負担軽減を考え今回は特別に「無料」で行いました。

屋根-下塗り3回目
いかがでしょうか？画像の上半分が3回目の下塗りが完了した屋根です。3回目の下塗りでようやくシーラーで屋根が満たされシーラーの膜ができています。

屋根-下塗り3回目
屋根の色が変わりしっかりとシーラーの膜で覆われた状態でなければ、いくらグレードが高い塗装を使用して塗装しても、吸い込みムラになり品質に影響が出てしまいます。

屋根-下塗り3回目完了
3回目の下塗りが完了し、ようやく屋根全体がしっかりとシーラーの膜で覆われた状態となりました。この状態が綺麗な塗装が長持ちするポイントの1つです。

屋根-中塗り・上塗り塗料
今回使用した塗料は「ファイン4Fベスト」です。超耐久性の4フッ化フッ素(4F)と、セラミック配合技術の組み合わせにより、厳しい環境に耐える日本ペイントのフッ素系高級塗料です。

屋根-中塗り
ファイン4Fベストで中塗りを行なっていきます。先ずはアンテナが置かれている付近や軒板金などのローラー塗装がしにくい箇所を刷毛で塗装し、塗り残しがないようにします。

屋根-中塗り
一見、ただローラーで塗っているように思えますが、仕上がりの品質を上げるためには、塗料の量やローラーを動かす方向、塗装スピードなど様々なことを考え塗装を行う必要があります。

屋根-中塗り
上半分が中塗りを行なった屋根になります。この状態でも綺麗に見えますが、中塗りだけでは美しい仕上がりや塗料の性能を発揮できません。この後の上塗りが綺麗に仕上がるよう丁寧に中塗りを行います。

屋根-中塗り完了
塗り残しなどはなく中塗りが完了しました。中塗りの段階で凸凹のない綺麗な表面（下地）をつくっておくことで、上塗りが綺麗に塗れ仕上がりがより良くなります。

屋根-上塗り
中塗りで使用した「ファイン4Fベスト」を使用し、上塗りを行います。上塗りは仕上がりのツヤなどに影響が出る塗装となりますので仕上がりを考え丁寧に塗装します。

屋根-上塗り
左半分が上塗りが完了した屋根になります。中塗りの屋根と比べるとその差は歴然でしっかりと艶が出ています。また、上塗りをしっかりと行うこで塗膜が厚くなり、塗装の耐久性を向上させます。

屋根-上塗り完了
5回塗りが完了した屋根になります。苔や汚れがないことはもちろん、乾ききった屋根にしっかりとツヤが戻り、新品のような屋根に変化しました。長期間、しっかりと屋根を守ってくれます。

屋根塗装後1
屋根の全面に生えていた苔はなくなり、変色していたとは思えないほど綺麗に仕上がっています。

屋根塗装後2
バイオ洗浄・高圧洗浄・5回塗りにより、屋根はしっかりと艶を取り戻しています。

屋根塗装後3
機能面では「撥水性」「防カビ」などの機能でしっかりと屋根を守ってくれます。

屋根塗装後4
苔が激しくついていた箇所も見事に綺麗な屋根に生まれ変わりました。

屋根塗装後-全景
塗装後の屋根全体をドローン撮影。しっかりと全面綺麗になっています。

アンテナ撤去後
アンテナは綺麗に撤去でき、もともと何もなかったように綺麗な状態です。